鍾乳洞めぐり

 小学生の頃、秋芳洞の絵葉書をお土産にもらい、それ以後ず〜っと鍾乳洞にあこがれていました。兵庫県の城崎には「玄武洞」という観光地があり、連れて行ってもらったことがありますが、玄武岩の柱状節理が露出しているもので鍾乳洞ではありません。結局、結婚したあと九州に旅行に行き、その時に初めて鍾乳洞に行くことが出来ました(29才)。なんとその後、立て続けに鍾乳洞に行くことになり、なぜそれまで一度も行ったことがなかったのか分かりません。今でも我が家の七不思議の一つに数えられています。私が行ったことがある鍾乳洞のみ紹介します。 

鍾乳洞(石灰洞)以外の洞窟はこちら


● 七ツ釜鍾乳洞(天然記念物・長崎県)【写真】【入洞券】

 生まれて初めて行った鍾乳洞です。通路の両側にテーブルさんごのような形の鍾乳石が迫ります。上から水が落ちる場所があり、カサを持って移動しました。狭いところが多いので、腰をかがめて通る感じです。探検しているようで、おもしろいです。とにかく初め体験した鍾乳洞なので、その感激のほうが大きかったですね。

● 龍河洞(高知県)【写真】【入洞券】

 黒崎鍾乳洞に行った数ヶ月後の職員旅行で行きました。日本で代表的な鍾乳洞3つのうちに数えられているそうです。四国には「四国カルスト」も有名で、このほかにもいくつか鍾乳洞があるのですが、地図ではほとんど龍河洞しか載っていません。それなりに大きな鍾乳洞で、鍾乳石も立派でした。

● 秋吉台(山口県)【探検記】【三洞周遊券】 

 秋吉台カルストの下には、日本で一番有名な鍾乳洞である特別天然記念物の秋芳洞をはじめ、なんと400以上の鍾乳洞があるとか。観光洞は3つ、秋芳洞・大正洞・景清洞があります。なんと、その3つともを割安料金で回れるという、美祢市合併1周年記念・秋芳洞開洞100周年記念「美祢三洞物語」三洞周遊共通チケット2000円で、三洞を回ってきました。むちゃくちゃうれしい企画です。

● 質志鍾乳洞(京都府)【写真】【入洞券】

 京都府北部にあります。1927年(昭和2年)に発見された、京都府唯一の鍾乳洞です。当時は「丹波鍾乳洞」として、すごい観光客でにぎわったそうです。その後、ケービングの練習場所として使われ、荒れていたのですが、数年前に公園に整備されました。おかげで有料になりました。鍾乳石も盗掘されたのが多く、残念です。入り口から真下に降りているので、急な階段を下ります。この階段を設置した苦労を思うと、高い入場料も仕方ないかなと思います。5才以下のお子さまとお年寄りは、ちょっと階段がきついかもしれません。

● 白馬洞(福井県)【写真】【現在入洞できません】

 岐阜県から東海北陸道白鳥経由で油坂道路を通ると、案外簡単に行けます。が・・・・。数年前に九頭竜湖の水位が上がった時に水が侵入したとかで、「調査点検のため閉鎖します」との張り紙があり、入り口はカギがかかっていました。楽しみにしていたのに、中に入れませんでした。近くの川の中には、石灰岩がゴロンと転がっていました。

● 野島鍾乳洞(兵庫県)【探検記】【現在、入洞禁止】

 淡路島にある、兵庫県で唯一の鍾乳洞です。兵庫県人ですら、あまりこの鍾乳洞の存在を知りません。兵庫県が発行している「兵庫のすがた」というパンフの地図には、辛うじてその名前が載っていますが、それ以外の地図ではみたことがありません。この鍾乳洞を訪ねて、探検してきました。あとで考えるとそら恐ろしい探検記を、是非ともご覧ください。(2012)

 その野島鍾乳洞に、10年ぶりに野島鍾乳洞を訪れてきました。(2012)

 さらに5年半後、野島鍾乳洞を訪れました。今は立ち入り禁止となっています。(2018)


● 郡上鍾乳洞群【1】(岐阜県)

 ・ 大滝鍾乳洞(岐阜県)【入洞券】

 郡上八幡大鍾乳洞とは、この大滝鍾乳洞のことでしょう。入り口まではケーブルカーで上がります。短い距離なので、歩いて上がっても知れてると思うのですが、これも趣向の一つでしょうか。鍾乳洞の中に大きな滝があるので、大滝鍾乳洞というようです。

 ・ 美山鍾乳洞(岐阜県)【入洞券】

 サンパークランドという、山の中にあるつぶれかけのような小さな遊園地の片隅にあります。所詮大したことないだろうと思っていたのですが、意外にも複雑な鍾乳洞で、迷路に入りこんだようで、おもしろかったです。ポコンと丘のような小さな山があって、その山の中に鍾乳洞がクネクネとできているという、不思議なシチュエーションです。人工で作ったような鍾乳洞ですが、こんな大それたものを作れるわけもなし、けど、どこから侵食する水が流れたのか・・・?不思議な鍾乳洞です。


● 郡上鍾乳洞群【2】(岐阜県)【探検記(入洞券も)】

 約20年ぶりに、郡上の鍾乳洞に来ました。短い時間に、5つの鍾乳洞をめぐりました。

 ・ 蛇穴

 郡上鍾乳洞群の最東に位置するのが蛇穴。名水で有名なので、入らないのがベストですが、中に入るときは水を汚さないように気を付けてください。道の駅和良より徒歩10分。

 ・ 郡上鍾乳洞(旧 油石洞)

 水量が豊富な鍾乳洞で、洞内は何層かになっているそうです。その一番下層の水が、蛇穴につながっていると、受付の方が教えてくださいました。水がたまっているので、下層を探検することはできません。

 ・ 美山鍾乳洞

 サンパークランドは影も形もなくなって、広い太陽光発電になっていました。そこを抜けると、美山鍾乳洞があります。テレビでよく紹介されたこともあり、元気な鍾乳洞です。前回訪れたときより、鍾乳洞らしい鍾乳洞だということを、今回は実感しました。山頂に吸い込み口があるのですが、何度考えても理由がわかりません。周りの山が侵食されて、石灰岩だけが残ったと考えればよいのでしょうか。

 ・ 縄文鍾乳洞

 大滝鍾乳洞とのセット券を購入すると、割安で入洞できます。ミステリーツァーと題して、懐中電灯を借りて見学します。照明装置もあるのですが、節電なのか、故障しているのか、わかりません。ミステリーツァーと名前を付けて非照明で見学させるというのは、うまく考えていますね。

 ・ 大滝鍾乳洞

 駐車場に着くと、車を整理する方がおられるほどお客さんがいっぱいで、びっくり。ここは鍾乳洞のほか、釣りができたり、バーベキューができたりと、それなりに努力されています。なくてもよい洞口までのケーブルカーも、人気の一つかもしれません。


● 草間鍾乳洞群【1】(岡山県)【探検記】

 ・井倉洞【入洞券】

 岡山県北部にも鍾乳洞がたくさんあります。井倉洞は高梁川沿いにあり、入り口につながる橋から川を良く見ると、石灰岩のトンネルがあったりします。鍾乳洞の中に高さ50mの滝があります。上り下りが激しく、体力の要る鍾乳洞です。井倉洞から山道をグングン登り、満奇洞方面へ向かう道があります。ちょうど井倉洞の真上に展望台があり、そこから下を眺めると、石灰岩の侵食のようすがよくわかり、おもしろいです。

 ・羅生門

 ご存知の方は少ないでしょう。「特別天然記念物」という看板につられて、見に行きました。いちおうアスファルトの道路で駐車場らしきものもあるのですが、さびれた観光地という感じです(店もありません)。鍾乳洞の天井が崩れ落ちて、一部残ったところが橋のように架かっていて、それを羅生門と呼んでいます。
 羅生門の手前、反対側を降りると、鍾乳洞らしきものがあります。左の岩の割れ目は、見た目は小さいのですが、入ってみると案外大きくてびっくりです。下の方の穴はどうなっているのかわかりません。危険です。無料。

 ・満奇洞【入洞券】

 「まきどう」と読みます。こちらは天井が低いところがあり、腰をかがめて進みます。入り口でヘルメットも貸してくれます。中は意外にも広く、鍾乳石がバラエティに富んでいて、見ていて飽きません。

 ・備中鍾乳穴【入洞券】

 「びっちゅうかなちあな」と読みます。入り口は秋芳洞のような形をしています。中は広く、鍾乳石も見事です。奥行きはそんなに長くありません。受付から入り口までが下り坂、帰りは息が切れます。

 ・宇山洞

 案内標識は全然ありません。地図を頼りにしか行けません。秘境のようなところにあります。小さな駐車場があり、小さな看板がありますが、それだけです。洞窟の入り口までは、草だらけの整備されていない「けもの道」を下ります。大きな洞窟の入り口がパックリと口を開けていて、びっくりします。開発されていないので、明かりがなければ何も見えません。無料。


● 草間鍾乳洞群【2】(岡山県)【探検記】

 ・諏訪洞(岡山県)

 本当は奥に長く続いていますが、諸般の事情により、今は入り口近くしか見学できません。登り口に電灯のスイッチがあり、ボタンを押してから入洞します。「危険」の看板がありますが、少し中に入ってみました。無料。

 ・井弥の穴(岡山県)

 諏訪洞からそう離れていないところにあります。お地蔵さんがたくさん並んでいます。奥は深いそうですが、懐中電灯を忘れたので、入り口近くしか入れませんでした。このあたりは、至る所に鍾乳洞が口をあけていそうな雰囲気です。無料。

 ・磐窟洞(岡山県)【入洞券】【現在は入洞できません】

 このあたりは草間カルストには属さないと思います。高梁市より南に下がった川上町の磐窟渓にあります。垂直な崖の中腹にあるため、下から登っても上から降りても、結局しんどいですが、一見の価値ありです。別名「ダイヤモンド・ケイブ」と言われるだけあって、見事な透明の二次生成物を見ることができます。磐窟渓の景色も絶景です。


● 草間鍾乳洞群【3】(岡山県)【探検記】

 ・秘坂鍾乳穴(岡山県)【現在は入洞禁止】

 地図には載ってません。「ひめさかかなちあな」と読み、神社のご神体とされています。吸い込み穴(ドリーネ)の深さ100m、洞口の高さ15m、幅7m。とにかく大きな鍾乳洞で、もうびっくりです。懐中電灯が必要です。中に「星穴」というところがあるのですが、地上からゴミの山が流れ込んでいて、これだけはどうにかしてほしいと思いました。一人なので、不安になり、ここで引き返しましたが、さらに奥へ進むと、巨大な地底湖があるらしいです。無料。

 ・神庭の鬼の穴(岡山県)【入園券】

 ここも地図にはほとんど載ってません。「かんば」と読みます。日本の滝100選になっている神庭の滝の公園内にあります。神庭の滝の入園料を払い、料金所すぐを左に260メートル登ります(ほとんどのお客さんは、「これより260m上」の看板を見て、滝の方へ素通りしていきます)。あまり期待せずに行ったのですが、思ったより大きな鍾乳洞で、これまたびっくり。本当に大鬼が住んでいてもおかしくない広さです。二次生成物はあまりありません。無料、照明あり。

 ・神代の鬼の穴(岡山県)

 ここは、たまに地図にも載ってます。「こうじろ」と読みます。神庭の鬼の穴とつながっているという伝説があるそうです。ここも奥は深くありませんが、大きな鍾乳洞です。すぐ横に、似非鬼の穴があったり、目の前の川は竜宮公園と呼ばれ、石灰岩が露出していて、いろんな形に浸食されて、見ていて飽きません。無料、照明あり。


● 草間鍾乳洞群【4】(岡山県)【探検記】

 ボーイスカウトのキャンプに便乗して、諏訪洞、下諏訪洞、井弥の穴、秘坂鍾乳穴と回ってきました。すべて、過去に行ったことのある鍾乳洞ばかりです。下諏訪洞、井弥の穴は、奥にずっと続いていることがわかりました(当たり前?)。秘坂鍾乳洞は、星穴からさらに大穴、神の池まで行ってきました。


● 草間鍾乳洞群【5】(岡山県)【探検記】

 これまでじっくり見ることができなかったり、いきそこねたりしていたところを中心に回りました。まずは井弥の穴と諏訪洞の間にある不思議な穴。続いて8年ぶりの宇山洞。続いてこれまで時間がなくてパスしていた草間の間欠冷泉。続いて見学できるように整備された羅生門。最後に、これも8年間ずっと気になっていた鬼女洞。


● 草間鍾乳洞群【6】(岡山県)【探検記】 

 またまた来てしまいました、岡山県。今回の目的は、岩屋の穴と、佐伏の湧きあがり。岩屋の穴は北房インターより北にあるので、草間鍾乳洞群ではないかも知れません。

 ・岩屋の穴(岡山県)

 諏訪洞のある谷の北側になるので、また別の石灰岩層なのでしょうか。あるいは、同じ層なのでしょうか。近くには、岩の下から水が湧き出ている、将来の鍾乳洞も発見しました。

 ・佐伏の湧きあがり(岡山県)

 秘坂鍾乳穴の地底湖の水が湧きあがっているという言い伝えがありますが、ちょっとした疑問が湧いてきました。

 ・絹掛の滝・鬼女洞の出洞口(岡山県)

 井倉洞の南にある、絹崖の滝。紅葉がきれいでした。その川向かいには、鬼女洞の出洞口があります。

● 草間鍾乳洞群【7】(岡山県)【探検記】 

 またまたまた来てしまいました、岡山県。今回の目的は、前回場所がわからずあきらめた、二ツ木の穴の土橋の穴。ちなみに、草間鍾乳洞群と書いていますが、阿哲台と表記したほうがいいのかも知れません。

 ・二ツ木の穴(岡山県)

 羅生門のひとつ東側の谷筋になるのでしょうか。前回、すぐ近くまで来ていたことが判明しました。詳しい説明を聞いていてもなかなか洞口が見つからないことがよくあります。今回は比較的スムーズに発見できました。。

 ・土橋の穴(岡山県)

 テレビ番組で土橋の穴の探検特集をやっていて、それを見てリベンジしたいと強く思い、今回の探検となりました。実はある方から地図を戴いていたのですが、その地図が間違っていて、ほぼあきらめかけていたのですが、テレビ番組の風景を思い出し、何とか洞口を探すことができました。そんなにわかりにくい洞口ではないのですが・・・。


● 岡山県西部鍾乳洞群【1】(岡山県)【探検記】

 ・妙福寺のカレンフェルト

 「高原カルスト台地」にあります。近くまではすぐに行けたのに、お寺をさがすのにウロウロしてしまいました。妙福寺に限らず、カレンフェルトはあちこちに露出しています。妙福寺は、枯山水の庭がカレンフェルトです。

 ・穴門山神社

 この名前を聞いただけで、一度は訪ねてみないと気が済まないでしょう。神社の裏手に、ポッカリと鍾乳洞が穴をあけていました。知らずに入りましたが、普通は結界が張ってあって、中に入れないそうです。

 ・磐窟洞

 前に行ったのは、もう3年前。前回は上の駐車場から攻めましたが、今回は下の駐車場から。洞口までの登りは、やはり辛い。道がつづら折りになっているから、余計に距離があるように感じます。それにしても、洞内のフェンスには幻滅しました。でも、荒らす人がいるから、仕方ないのでしょうね。


● 岡山県西部鍾乳洞群【2】(岡山県)【探検記】

 ・鬼橋

 岡山県西部の天神峡を過ぎた上鴫(かみしぎ)地区から、カレンフェルトで有名な妙福寺のある高原地区へ上る坂の途中にある、石灰岩の自然橋です。但し、1.2km山道を登らなければいけません。覚悟してどうぞ。

 ・仙骨峡蛇の穴

 前回、すぐ近くまで行っておきながら、場所が分からなかったので、リベンジしてきました。思ったより複雑で、骨のある鍾乳洞でした。無料。

 ・棲龍洞(羽山の穴小屋)

 前回は懐中電灯を忘れたため、奥まで入れなかったので、リベンジしてきました。別名「羽山の穴小屋」。鍾乳洞の一部が県道になっているという、珍しい鍾乳洞です。奥に行くほど、想像以上におもしろい鍾乳洞でした。無料。


● 広島県豊松地区鍾乳洞群(広島県)【探検記】

 ・毘沙門洞

 ネットサーフィンしていたら、たまたま見つけてしまいました。妙福寺や蛇の穴から、そう遠くもないので、足を伸ばしてきました。地元の観光パンフには載っていますが、地図には載ってません。いろいろ鍾乳洞があるものですね。無料。

 ・堂面洞窟遺跡(岡山県)

 毘沙門洞へ行く途中にあります。無理をすれば、中に入れそうなのですが、どう考えても一旦降りると道路まで上がるのが無理ですので、あきらめました。


● 洞川鍾乳洞群【その1】(奈良県)【探検記】

 ・蟷螂の窟

 奈良県天川村の洞川温泉近く、山上川沿いにあります。「とうろうのいわや」と読みます。蟷螂とは、カマキリのことです。入り口の小屋で、おじいさんにお金を払い、懐中電灯を借りて入っていきます。洞内に照明はありません。頭をぶつけそうなすれすれのところを入っていきます。スリル満点です。蝙蝠の窟と並んでいます。

 ・蝙蝠の窟

 蟷螂の窟のすぐ下流に並んであります。「こうもりのいわや」と読みます。料金は蟷螂の窟と共通です。蟷螂の窟で借りた懐中電灯を持って、そのまま移動して入ります。こちらは同室も大きく、頭を打つことはありません。蟷螂の窟とまた違った楽しさがあります。こちらも洞内の照明はありません。

 ・面不動鍾乳洞【入洞券】

 洞川温泉の入り口近くにあります。駐車場から入り口まで、山を登っていきます。ちょっとしんどいですが、その価値はあります。こちらは洞内に照明もあり、入り口のお茶屋さんでお金を払うと、ちゃんと入洞券がもらえます。なぜか小人用しかないようで、大人用はマジックで書き直してあります。関西では珍しく大きな洞室で、鍾乳石も発達しています。盗掘を防ぐためにネットが張ってあり、少々見にくいですが、保存のためには仕方ありません。

 ・五代松鍾乳洞(その1)

 「ごよまつ」と読みます。こちらは、「ごろごろ水」という名水を汲みに平日でも多くの方が来られる「ごろごろ茶屋」で受付をします。つい最近まで閉鎖されていましたが、2004年の6月から再開したそうです。鍾乳洞は山の遙か上の方で、なんとそこまで、モノレール(といっても農作業用)で運んでくれます。中は鍾乳石も多く、保存状態がよいそうです。見たかった・・・。


● 洞川湧水群【その2】、不動窟鍾乳洞(奈良県)【探検記】

 ・五代松鍾乳洞(その2)【入洞券】

 2004年、たまたま行ったときが定休日だったため、2005年にもう一度訪ねました。

 ・神泉洞

 洞川湧水群のひとつ。かつては人が中に入って見学できたそうですが、今は湧き出る水をくみ上げて商品にしているため、入口にはカギがかかって、中には入れません。

 ・不動窟鍾乳洞【説明文】

 こちらは、洞川温泉のある天川村から林道を抜けた、川上村にあります。国道沿いの喫茶店「ホラ!あな」が目印。喫茶店でお金を払い、階段を下りたところに鍾乳洞の入口があります。


● 洞川湧水群【その3】(奈良県)【探検記】 

 ・龍泉寺

 洞川湧水群で、唯一行きそびれていた龍泉寺。もっと離れたところにあると思っていたのに、ここならよく前を通っていました。数万年後には鍾乳洞になっているであろう、龍泉寺の湧水。こんこんとわき出しています。


● 戸津井鍾乳洞(和歌山県)【探検記】【入洞券】

 和歌山県で唯一の観光洞です。石灰岩採掘場で発見された鍾乳洞で、オープンしたのは1989年(平成元年)と、比較的新しい(?)鍾乳洞です。近くに、白崎海岸という石灰岩の岬もあります。


● 幻の鍾乳洞(広島県・下帝釈)【探検記】

帝釈川をせき止めて作られた神龍湖より下流を、下帝釈といいます。秘境中の秘境です。軽装備や、一人では行かないでください。

 ・幻の鍾乳洞【領収証】【2018年より入洞禁止】

 1929年には存在が確認されていたものの、その後場所の特定ができず、長年忘れられていましたが、1992年に入り口が発見されました。入り口より約70メートルのところで水没していたものを、「永野を考える会」のメンバーが水を排水し、土砂を取り除く作業を2年間続け、1994年に新たな鍾乳洞に到達したそうです。現在は総延長約740メートルが確認され、広島県では一番長い鍾乳洞とされています。

 ・観音堂洞窟遺跡

 石器時代の住居跡。

 ・大風呂洞窟遺跡

観音堂洞窟遺跡の真上にある、こちらも石器時代の住居跡。

● 白雲洞(広島県・上帝釈周辺)【探検記】

 帝釈峡周辺は石灰岩地帯のため、あちこちに鍾乳洞や石灰洞窟があります。時間があれば、ゆっくり散策したいところですが、あちこち回ろうと思う人はレンタル自転車をお勧めします。

 ・白雲洞【入洞券】

 帝釈峡で唯一の観光洞です。入口は小さいものの、中は広く、鍾乳石もいろいろ見られます。

 ・鬼の唐門

 白雲堂より少し下流にある、帝釈川の支流にかかる天然橋。

 ・雄橋

 上帝釈で最も有名なのが、これ。世界3大天然橋の一つ「雄橋(おんばし)。」写真を見て想像していたものの、優に二倍はあります。感動。

 ・賽の河原洞

 永明寺のすぐ上流にあります。石灰岩が川の流れで浸食されています。奥行きはそんなに深くありません。コウモリがたくさん。

 ・鬼の岩屋 

 上帝釈からやや離れた、中国道を越えた北側にあります。青鬼、赤鬼がお出迎え。

 ・寄倉岩陰遺跡

 白雲洞の近くにある、石器時代の住居跡です。

 ・帝釈峡馬渡遺跡 

 こちらは、鬼の岩屋へ行く途中で偶然見つけました。こんな住居跡が、あちこちにあるんでしょうね。


● 関ヶ原鍾乳洞(岐阜県不破郡) 【入洞券】 【探検記】

 小学校の頃、夕方のお笑い番組の時に、「関ヶ原に大鍾乳洞発見!」という、絵の動かないCMをやっていました。鍾乳洞に行きたいのに行ったことがなかったので、すごく興味がありました。30年以上の念願がかなって、ようやく実現!

● 河内の風穴(滋賀県犬上郡) 【入洞券】 【探検記】 【非公開部観察会】

 河内と言っても、大阪ではありません。滋賀県の多賀サービスエリアあたりから山奥に入ったところです。鍾乳石は少ないのですが、とにかくすごい! さらに、一般公開されていないところに、すごい世界が広がっているそうです。

 2011年9月、非公開部の観察会があるというので参加してきました。多賀町観光協会、東京スペレオクラブの皆さん、ほかスタッフの皆さん、お世話になりました。


● 氷柱(つらら)観音(徳島県那賀郡那賀町) 【探検記】

 偶然、徳島県に鍾乳洞を発見! 八十八か所を回っている途中に、ふと道路脇の洞穴が目に留まり、少し行きすぎたので車を寄せて、歩いて戻り、写真を撮りました。その上に「氷柱観音」があるということは、後で分かりました。その二ヶ月後、リベンジを果たし、写真撮影に成功しました。


● 天崎鍾乳洞トンネル(高知県土佐市・未公開) 【探検記】

 トンネル工事の途中で偶然みつかった鍾乳洞。鍾乳洞を保護するために、トンネルの中が橋梁になっているそうです(見た目にはわかりません)。鍾乳洞の入口もトンネルの中にありますが、鍵がかかっていています。一般公開はされていません。教育委員会主催の見学会等が時々行われているそうです。是非一度、中に入ってみたいものです。


● 猿田洞(高知県高岡郡日高村) 【探検記】

 天崎鍾乳洞トンネルからほど近い(遠いかも知れないけど、兵庫県からみればすぐ隣)鍾乳洞です。教育委員会に電話で連絡することになっていますが、一人では入洞できないとのこと。仕方がないので、コソッと入ってきました。


● 慈眼寺・穴禅定(徳島県勝浦上勝町) 【探検記】

 徳島県に、いよいよ本格的な鍾乳洞を発見。四国88か所、第二十番札所鶴林寺の奥の院としても有名な慈眼寺の穴禅定。弘法大師が籠ったと伝えられる洞窟で、白衣を借り、ろうそくを持って先達さんの案内で入洞します。鍾乳石もたくさんあります。ただ、太っている人は、冗談ではなく、入洞は無理です。また洞内の対向ができませんので、場合によっては2時間ほど時間待ちということもあるそうです。3人までは、一団体につき3000円をお納めください。



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