2022シーズン・スキー日記


 今のうちに行っておこう!(1月※日 おじろスキー場)

 昨年に引き続き、今年も年末からドカ雪で、スキー場にとっては嬉しいシーズンのはずが、コロナウイルスもオミクロン株が正月明けから猛威を振るっていて、どうなることやら。昨年は結局3日しかスキーに行けませんでした。今のうちに行っておこう! と有給休暇を取り、今年も小代でスタートです。天候はほぼ1日中、小雪が降っていた感じです。たまに雲のすき間から日差しが届きましたが、一瞬でした。何年振りかに大転倒。視界が悪いうえに、視力も落ちて、1メートルの段差に気づかず大転倒しました。その後も何本か滑りましたが、左肩と左ひざを痛めました。しばらく体の節々が痛くなりそうです。
 リフト待ちはほとんどなし。ただ、ロッジ城山が団体貸し切りとなっていて、食事するところが限られます。今日行ったところは、メニューもうどん限定でした。雪質はいいので好きなゲレンデですが、リフトも実質2本(シングルを入れて3本)ということで、もう一本整備してほしいところです。
 ちなみに、1月中の金曜日は感謝デーとして、リフト券1000円だそうです。駐車料金も平日無料。

11時頃のゲレンデ。 午後の第2リフト。一瞬の晴れ間。

 今のうちに行っておこう!その2(1月30日 おじろスキー場)

 オミクロン株の猛威は衰えず、まん延防止等重点措置が発令されました。昨年の第5波より感染状況はひどいものの、まだ緊急事態宣言は出ていないので、前回に引き続き、今のうちに行っておこう! とまたまたおじろに出かけました。天気予報では雪、往路は雨模様のなか現地につきましたが、ゴンドラで上に上がると前回よりもいい天気。雲を眼下に眺めて、天空のスキー場で楽しむことができました。
 リフト待ちはたまに4分程度とかありますが、それ以外はほとんどなし。オミクロン株でもっと空いていると思っていたのですが、同じことを考える人がいかに多いことか、案外混んでいました。前回転倒して痛めた膝(ひざ)に、午後から少し違和感を覚え、やや早めに山を下りました。リフト券はクラブオフ割引きで、シニア割引より100円安い2900円。感染予防のため、今回はおじろん温泉はパスして帰りました。

たまにはこんなアングルも 実際はもうちょっと混んでます

 10年ぶりのゲレンデは吹雪(3月6日 氷ノ山国際スキー場)

 氷ノ山国際は好きなゲレンデだったのですが、平日のリフト券は無茶苦茶安いくせに、土日は駐車料金を含めるとそこそこの値段になっていたので、足が遠のいていました。今回、シニアで食事券付き3500円という割引券を発見し、久しぶりに氷ノ山国際に行きました。なんと10年ぶりの氷ノ山国際。パノラマゲレンデは10年前はすでに広く整備されていたと思いますが、10年の間に駐車場は広くなり、シングルリフトはペアリフトになり・・・。
 コロナやし、まん延防止やし、もう3月やし、天気は悪そうやし、氷ノ山国際やし、空いてるやろ、と思ったら甘かった。下の駐車場どころか、上野駐車場もほぼ満車状態。けど、今さらどうしようもありません。雪が降りしきるなかウエアに着替えて、リフト乗り場に向かいました。パノラマのリフトは、3分待ちくらい。その上のロマンスリフトも並んでいます。ただ、バッヂテストか何かでゼッケンをつけたお客さんが多く、多くはリフト待ちなし、長くても2、3分でした。それよりも終始吹雪のような空模様。雨よりマシとはいうものの、視界が悪いし、寒いし・・・。レストランが混んでるかも知れないと、お昼を少し遅らせました。そしたら、雪雲がなくなり、視界良好、いいコンディションになりました。1時を過ぎたので、いくら何でもと昼食休憩。その間、雪が晴れていい天気なのに、食事が終わるころからまた雪模様。これ、ゲレンデあるある、ですね。

パノラマゲレンデ ロマンスゲレンデ

 午後は5本ほど滑ったところで、そろそろ足も疲れてきたので、2時半に下山しました。車の上はもっと雪が積もっていると思っていたのですが、ご覧のような状態です。ゲレンデの上部と、下の駐車場の標高の違いでしょうか。


 3年ぶりのハチ北(4月7日 ハチ北スキー場)

 今年はあれだけ雪が降ったのに、3月に気温が高かったり雨の日があったりして、融けてしまいました。兵庫県内のスキー場はほとんどCLOSED。ハチ北だけががんばっています。北壁は雪崩があったようで、上部も雪がついておらず、滑走不可でした。そんなせいか、いつも強気のハチ北ですが、リフト料金・駐車料金も少しだけサービスになっていました。3月末に晴れてシニア料金が適用となり、ちょっとオトクに滑ってきました。
 天気は申し分のない快晴、気温も高く、スキーウエアの下は汗ばむほどです。一応4月10日で営業終了とのことですが、最終日はちょっと厳しいかもです。今回は準備不足で、1本目から太ももが痛くなる感じでしたが、その後持ちこたえ、午前中15本、午後10本リフトを乗ったので、まあ良しとしましょう。高速クワッドリフトや、長〜い山頂トリプルリフトに乗ると、他のスキー場より効率よく滑れるので、体力的にはちょっと厳しいものがあります。13時半には、下山リフトを目指しました。

中央クワッド横 パノラマゲレンデから北壁を望む

 滑り納めは信州で(4月17日・18日 志賀高原スキー場)

 今年はまだ4日しか滑っていません。4月になり、やや時間に余裕ができたので、久しぶりに信州ひとり一泊ツアーを思いつきました。ところが何やかんやで、平日で行けるのはこの日しかない、しかし天気予報ではそのうちの1日に雨マークが。1週間ほど前から、見るたびに傘マークが動いたり、大きくなったり、小さくなったりと、なかなか落ち着いてくれません。悩んでいても仕方がないので、半日は雨覚悟で、前々日の夜に宿舎をとりました。
 夜中の11時半に出発、仮眠をとりながら、朝の7時半頃には焼額山スキー場に到着しました。ゴンドラが動くのを待っている間は、太陽も出ていました。このまま天気予報が外れてくれたら・・・という思いは届かず、予定より早い11時頃から雨が「ぴりぴり」(※)してきました。その時点で、2時間半滑っています。兵庫県のスキー場とは違い、ゴンドラは長いし高速なので、一回乗ると兵庫県のスキー場のリフト3本分ほどはあるでしょうか。昼までに計15本くらい滑りました。やや雨がきつくなりだしたので、12時半にレストランに入りました。
 高いカレーとビールで、ゆっくり雨宿りをするつもりが、食事の間に雨があがるという「スキー場あるある」で、ちょっと休んだだけでそそくさとゲレンデに戻ると、また「ぴりぴり」しかけて、ゴンドラが頂上駅に着くころには、結局休憩前くらい降っていました。あ〜あ。ポンチョをかぶり、ほぼ5人くらいのお客さんでゴンドラ貸し切り状態で、2時間ほど何とか頑張って滑っていましたが、3時には嫌になり、宿舎のほたる温泉に向かいました。

焼額山第1ゴンドラ 焼額山から一ノ瀬方面

 2日目は快晴とはいきませんが、前日とは打って変わっての晴天。まずは宿舎前の熊の湯スキー場で足慣らし。動いているリフトは2本でした。お客さんは10人ほどでしょうか。いくら志賀高原といっても、4月の平日はこんなものです。シーズン終了前のハチ北のほうがお客さんが多いかも。志賀高原の各スキー場は、もうクローズしているところもありますが、雪があっても土日のみリフトを稼働させているスキー場もいくつかあります。またリフトの数も平日は各スキー場で1本か2本ですが、土日はもう少し動いているところもあり、そう考えると、平日より土日に来た方がいいかも知れません。
 熊の湯は何カ所か、コブコブのコースが作ってあって、コブの練習を目的にするにはおもしろいところです。私は2回ほど挑戦して、あきらめましたけど。

熊の湯スキー場ペアリフト 熊の湯から横手山方面

 何本か熊の湯を滑って、横手山に向かいました。連絡コースは閉鎖されているので、板を担いでえっこらやっこらの移動で、汗が噴き出ます。横手山の麓は斜度が小さく、リフトもゆっくりで、あまりおもしろくありません。第二リフトは高速で、コースもやや斜度がありますが、それでも緩斜面。第3リフトで頂上に上がりましたが、渋峠スキー場は残念ながらリフト点検のためクローズでした。横手山のジャンボコースは上級者向け。ただ、2日目の午後ともなると足も疲れてきていて、そんなにガンガンに滑る体力も気力もありません。1本滑って、もういいか・・・と。

横手山のリフトから草津方面 横手山山頂から長野方面

 昼食は、レストラン貸し切りでした。きのうは高いカレーを食べたので、今日は牛丼(?)。貸し切り状態では居心地も悪く、そそくさと退出・・・しようと準備をしていたら、お客さんが一人入ってきました。もっと早く来てくれよ。
 気温が高いので、板にブレーキがかかり、滑りません。数本すべりましたが、おもしろくないので、またまた熊の湯に戻り、3時まで4本だけ滑って帰ることにしました。あと2本というところで、リフト乗り場で大転倒(情けない・・・)。昔から、「あと一本滑りたいというところでやめないとケガをする」と言われています。身に染みました。なのに意地で最後にもう一本滑って、帰路につきました。
 帰りはなんと、長野から北陸道周りで丹波市までノンストップで帰ってきました。無理をしたわけではなく、眠気が来なかったからですが、ただお尻と足が・・・。舞鶴道の敦賀・若狭美浜間が工事通行止めだったのが想定外でしたが、そこだけ地道を走って帰ってきました。
 宿舎はやや狭いけど安いスキーヤーズルーム、リフト券は春スキー料金でさらにシニア割引とお得だったのですが、ガソリン代、高速代を考えると、毎年こんなこともできそうにありません。今回は、私へのご褒美ということで。

(※)ぴりぴり・・・小雨が降るようすを表すオノマトペ。主に北播磨、丹波地方で使われる(らしい)。




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