2002シーズンスキー日記


年末スキー(12/27〜12/29・志賀高原一ノ瀬)

 毎年恒例の妙高杉ノ原ツァーが、今年は諸般の事情で中止になりました。それにもめげずに、同日程でのスキーツァーを強行しました。26日深夜に出発、27日未明着、現地2泊3日スキー、29日夕刻現地発、30日未明帰着という、一般的な強行スケジュールです。今回の行き先は、長野県は志賀高原一ノ瀬スキー場。オリンピックのお陰で、以前に比べるとすごく行きやすくなりました。高速が信州中野インターまでつながっており、インターから志賀高原までの道路もよく整備されていて、7時間あまりで到着します。FF車でもスタッドレスタイヤなら、チェーンなしでホテルまでOKです。
 1日目は、前日まで雪だったらしく、コンディションは抜群でした。天候は曇り空ですが、まずまずといったところです。今シーズン初スキーということで、先ずは足慣らし。バスツァーでもそうですが、徹夜でドライブした後は足がむくみ、従ってブーツがきつくて足が痛くなります。足の痛みと闘いながらのスキーです。いつも思うのですが、皆さん何くわぬ顔でスキーを楽しんでますが、私と同じように足の痛みと闘っているのでしょうか。私だけが痛いのなら、対策を考えなければ・・・と思ったりします。この日は一ノ瀬から高天が原、西館山を下りて、リフトとゴンドラを乗り継いで寺子屋から一ノ瀬と回ってきました。午後は同行者がスクールに入ったため、約1時間仮眠を取り、あとは一ノ瀬で時間をつぶしました。
 さて、夜から天候は雪となり、2日めは雪が降ったりやんだり、ガスも出てきてもうひとつのコンディションです。視界が良かったのは一部、それも一瞬だけでした。この日は一ノ瀬から寺子屋に回り、東舘山林間コースからブナ平を下り、ジャイアントを数回滑って昼食。午後は西館を滑り、ケーキセット400円の休憩後は高天が原からタンネの森、一ノ瀬と帰ってきました。
 3日目は打って変わって、雲一つ無い快晴の空。スカイブルーの空って、こういうのを言うのでしょうか。一ノ瀬から北アルプスの方向を見た景色が、このページのトップの写真です。いやぁ、本当に美しかったです。そしてこの日は、焼額から奥志賀方面に出かけました。
 それまでリフト待ちはほとんどゼロだったのですが、29日ともなるとスキー客も増えてきて、ゴンドラは10〜15分待ちでした。3本のゴンドラに5回乗りました。とにかくコースが長いので、それだけでも充分滑れます。というより、それだけで時間が来てしまいます。この日は早く上がって準備をし、夕方にはスキー場を出るつもりでしたが、4時過ぎまでゲレンデにいました。

 この写真は、奥志賀から一ノ瀬方面を撮ったものです。寺小屋までくっきり見えます。今年の3月に来たときは、ベトベトの雪が降り続き、視界はほとんどゼロ。天候だけで景色も気分も、こんなに変わるものなんですね。まったく違うスキー場に来たような気分です。でもこの樹氷が、これまでの悪天候を物語っているような気もします。すごい荒天だったんでしょうね。雪も降らないとスキーができないし、滑っているときは晴れていてほしいし、スキーヤーのわがままにも困ったものです。
 というわけで、3日間はあっという間に終わり、帰路に就きました。志賀高原草津ルートは、道路に積雪が付いていて一部凍結しており、何度かスピンしかかりました。凍結した道路は、上りより下りが怖いですね。上りはすぐ止まれますが、下りはスピードが出てなかなか止まりません。ABSの付いてない車は、「危ない!」と思っても絶対にブレーキを踏みすぎないことです。チェーンを付けていると車が震動するため、あまりスピードを出せませんが、スタッドレスタイヤだとついついスピードを出しすぎます。「スタッドレスタイヤを過信しないこと」、これにつきます。


年始スキー(1/3・ハチ高原)

 これまで、あまり正月の三が日にスキーに行ったことはないのですが、同行者の日程の都合により、急遽3日に出かけることになりました。警報こそ出ていないものの、2日の夕方から兵庫県北部は大雪で、西脇以北になると道路上も雪が付いていて、スタッドレスタイヤかチェーンが無いと運転がきつい状態でした。播但道も朝のうちは通行止めになっていました。そのせいか、案外スキー客は少なく、「ちょっと混んだ平日」という感じでした。 

 行き先は悩んだあげく、結局ハチ高原へ。大久保から終点の駐車場までの上り坂も雪がついていて、3人乗りの車で大丈夫かいな?という感じでしたが、何とかチェーンを付けずに、無事駐車場にたどり着くことが出来ました。駐車場前の様子は、下の通りです。右手の雪煙は、手押しの除雪車(?)からはき出される雪です。どんどん雪も降ってきます。この写真を一枚撮って、ゲレンデにカメラを持っていくのをやめました。

 結局雪がやんだのは、登行リフトに乗っていた時と、昼前のわずかな時間と、昼食を食べている時だけでした。雪もさることながら、横風がすごく、雪を巻き上げての地吹雪状態。雪質は前日の積雪で、そう悪くないのですが、とにかく寒い。凍えてしまいそうです。年末の信州の気温がマイナス6度でしたが、この日のハチ高原がマイナス4度。天気が悪いので、体感温度は信州より寒いくらいです。リフトも高速クワッドは一機で、ゴンドラやフード付きクワッドのある志賀高原とは比べ物になりません。寒いリフトが、さらにノロノロと動き、横風が容赦なく吹き付け、ちょっと軟弱になってしまいました。滑っている時間より休憩時間のほうが多いのでは?と思うようなスキーでした。連絡リフトでハチ北に渡りたかったのですが、この日は結局連絡リフトは動きませんでした。良かったのはリフト待ちが少なかったこと。中央トリプルで最大5分ほど待ちましたが、ほとんどリフト待ち無しの感覚でした。これはラッキーでした。風は帰るまで止みませんでした。
 帰りは、駐車場から大久保の民宿街に下りるまでが大変で、数台の車がスリップしたり、横にすったり、坂の途中でチェーンを付けたりで、国道に出るまでに1時間ほどかかりました。そんな車で多いのは、大きい四駆です。重量があるからか、四駆ということで雪に強いと過信するのかわかりませんが、とにかく目に付きます。こちとらスタッドレスとは言え、FF車で頑張っているのに。あとゴムチェーンやプラスチックチェーンは値段が高い割によく滑るようです。取り付けが簡単のようですが、坂道ではあまり意味がないようです。チェーンは安いスチールに限りますね。もちろんスタッドレスでも、チェーンは必携です。


8人乗りゴンドラ登場(1/12・ニューおじろ)

 さて、兵庫県で初のゴンドラリフトが登場した、三方町のニューおじろスキー場に行って来ました。今年からリフト券3500、ゴンドラ往復1200円、駐車場無料となりました。これまで、駐車場からマイクロバスでリフト乗り場までピストン輸送、そこから登行リフトでゲレンデに行っていました。今年からは、「おじろん」横の駐車場からゴンドラリフトで一気にゲレンデです。残念なことにゴンドラはゲレンデの一番下まで。信州のスキー場のように、ゴンドラで頂上まで登ってそこから一気に滑る、という訳ではありません。雪質もいいし、バーンも広くて整備されていますが、ゲレンデにリフトが少なく、日曜日は長い行列ができます。「ゴンドラリフトよりも、ゲレンデにクワッドリフトを一本つけてほしかった」というのが、私の素直な感想です。登行リフトにゴンドラは、何かとてももったいない気がします。
 さてコンディションは、数日前とは打って変わって気温が高く、ベチョベチョの雪です。夜に雨が降ったのかも知れません。でもベチョベチョなのは表面だけで、下のほうはそんなに柔らかくなくて、滑る分にはあまり気になりませんでした。第2土曜日で学校は休みの日ですが、そんなに人も多くありませんでした。リフト待ちは長いときで3〜4分、ほとんどは1分も待ちませんでした。やはりスキー人口が減ってきているのでしょうか。それとも3連休の初日ということで、今日だけの現象でしょうか。そういえば毎年成人の日は、そんなにゲレンデは混みません。まだ1月ですしね、これからでしょうか。
 新しい駐車場が「おじろん」のすぐ横で、リフト券で入浴料が100円引きになるということで、はじめて温泉保養館「おじろん」に入ってきました。露天風呂は水着がないとだめ(レンタル有り)ということで行きませんでしたが、滑った後に風呂にはいるのは、気持ちいいですね。今日は天気も良くて暖かかったので、足の指先からジ〜ンとくるあの感触は味わえませんでしたが、汗を流して気分スッキリ、帰路に就くことが出来ました。


雨の志賀高原(1/16〜18・志賀高原熊ノ湯)

 仕事の都合で、信州志賀高原は熊ノ湯スキー場に行って来ました。往復の運転もなく、バスに揺られて眠りながら行けるというのは、やはり楽ちんですな。言っておきますが、あくまで仕事ですので、お間違えなく。
 1月16日、なんと志賀高原の、それも上の方の熊ノ湯だというのに、朝から小雨模様。なぜ志賀高原まで来て雨にたたられないと行けないのでしょう。気温はプラス5度ほど。聞くところでは、平年より20度ほど暖かいとか。これは異常気象とかを通り越してますね。またまた雨男の本領を発揮してしまいましたが、こうなるともう神がかり的ですね。
 でも、その日の夜から冷え込み、18日はようやく氷点下となり、雪模様でした。雨を吸った雪も、上にうっすら雪が積もり、まずまずのコンディション。夜はスノーダストが輝くカクテル光線の中で、ナイターも小一時間楽しみました。
 19日は晴天。ようやく青空の下、太陽の光を浴びてスキーをすることが出来ました。横手山の山頂まで行くつもりでしたが、残念ながら山頂は一日中ガスがかかってたので、行きませんでした。18日も19日も、数センチずつ積雪があったのですが、積もる量が少ないので、急斜面はすぐガリガリのアイスバーンになってしまいます。でも、それなりに楽しくスキーができました。ただ、あくまで仕事で来ているので、片手間にしかスキーができません。消化不良の志賀高原でしたとさ。


ああ、大渋滞(2/9〜11・妙高赤倉)

 この冬のシーズンで一番宿泊料の高いこの3連休に、妙高は赤倉温泉に行ってきました。年末同様、前日の夜に兵庫を出発、車中2泊、現地2泊で、12日未明に帰ってくるというパターンです。
 スキー人口が減ったとは言え、さすが書き入れ時だけあって、高速もSAもたくさんのスキーヤー、ボーダーです。道路は年末のようにすいすい行きません。あちこちで交通集中による自然渋滞が発生し、10時間ほどかかってしまいました。信州や上越地方は積雪もあり、余計に時間がかかってしまいました。

 1日目は、ホテルを出たのが11時半で、ゲレンデに行くまでに腹ごしらえ。3日券がちょっともったいない気もしましたが、いたしかたありません。天候は雪。ちょっと湿ったボタン雪で、視界も良くありません。リフトを乗り継いでチャンピオンの上の方から滑り降り、速攻でお茶。その後はゴンドラで上がり、そのまま下りてホテルへ。リフト券は半日券でももったいないくらいでしたが、あと2日もあることだし・・・。
 2日目はスクールに入りました。午前中6人、午後は7人プラス研修生2名。カービングターンを中心に教えて頂きました。いつものことながら、頭じゃ分かるのですが、身体がついてきません。練習あるのみ。でも注意するところを細かく指摘してもらったので、なかなか有意義なスクールでした。天候は、雪がちらついてはいましたが、午前中の後半以外は視界も良く、まずまずでした。前日に積雪があり、雪質は良かったです。
 3日め、いよいよ最終日です。夜のうちに積雪があり、この日も雪がちらつく一日でした。次の日が仕事なので、2時にはホテルに帰るということで、時間的にはそんなに長くありません。3日目と言うことで、足も疲れてきているので、ま、ほどほどに滑りました。ゴンドラ前で「バレンタインプレゼント」ということで、チョコレートとクッキーをいただきました。いつものことながら、帰る頃には青空も見え、最高の天候。でも泣く泣くゲレンデを後にしたのでした。

 さて問題は帰りです。中央道は渋滞するだろうということで、北陸道経由を選びました。これが失敗のもと。福井県が大雪で、除雪車の作業のためノロノロ運転、そのうち敦賀以南が通行止めになってしまいました。1km進むのに1時間かかります。もうすぐ敦賀インターで、降りなければいけない・・・と思っていたら、目の前で通行止めが解除、ヤッターと思ったのも束の間、また除雪車によるノロノロ運転。11日中に帰れるつもりで赤倉を出たのに、結局兵庫に帰れたのは、午前4時でした。ようやるわ。


やっぱりすいてる?(2/17・氷ノ山国際)

氷ノ山国際よりハチ高原を望む

 日曜日は行きたくないのに、スキーに行きました。先週は連休とあって、どのスキー場もにぎわっていたようです。その反動か、17日はそんなに混んでいませんでした。ヤフーの天気予報では曇りのち雪でしたが、テレビの天気予報では曇りのち雨、そんなことも影響したのでしょうか。
 一番心配した天気も、お昼ご飯を食べているときにちょっと雪が降ったくらいで、気温はそんなに低くなく、太陽も出ていないので焼ける心配もありません。ゲレンデコンディションはそんなに良くもありませんが、雪も十分でまずまずと言ったところでしょうか。この日は検定もやっていたし、バーンの一部を使ってポールもしていましたが、リフト待ちは最大で6分、平均4分くらいでした。時には並ばずに乗れることも。本当に今日は日曜日?という感じでした。
 今日の「めあて」はカービングターン。先週赤倉のスクールで教えてもらったことを復習しながら、大回り、小回りとカービングの練習に明け暮れました。同行者2名はショートスキーです。一回だけショートスキーを借りて滑りました。一回くらいでは何とも言えませんが、今のところはカービングのほうがおもしろいと思いましたね。
 リフトが止まる4時20分まで滑り、ゲレンデを後にしました。けど、道路もそんなに混んでいません。約1時間で、和田山まで来てしまいました。狂牛病も何のその、焼き肉を食べて西脇に帰ってきても、まだ8時半です。これじゃ、ほとんど平日と変わりません。スキー場の経営は成り立つのでしょうか、などと野暮なことを考えてしまいました。


まるで春スキー(2/○・ハチ〜ハチ北)

 平日に休みが取れました。といっても休日出勤の代休ですけどね。今日は天気が良すぎました。10時頃は、雲一つない青空。午後になって薄雲がかかってきましたが、気温も高く、2月の半ば過ぎというのに、まるで春スキーです。思いっきり顔が焼けてしまいました(ちょっと恥ずかしい)。本来ならば、割引券を利用すれば2500円で1日券が買える氷ノ山国際に行きたかったのですが、数日後の検定を控えて、ハチ高原に向かいました。
 平日のハチ高原は久しぶりです。小学校や中学校の団体がウヨウヨ。リフトは団体が来れば一気に混むし、団体が過ぎれば一気にすく、という感じです。中学生の団体はまだ許せますが、小学生の団体は、必ず1〜2人どんくさいのがいて、うまくリフトに乗れません。でもこれも、私がかつて歩んできた道です。温かい目で見てあげましょう。
 中央トリプルは、あまり小中学生の団体は利用しません。リフト待ちは長くて1分、ほとんどリフト待ちは無しの状態でした。今日はほとんどこのリフトを利用し、トリプル横のバーンでカービングの復習をしました。鉢伏スキー学校のインストラクターらしき方々も、練習なのかクリニックなのか、そのバーンで滑っておられます。イメージトレーニングしながら滑りました。午後は気温が高くなり、雪の表面が溶けてうまく滑りません。ブレーキがかかったような感じになり、あまり練習にはなりません。嫌気がさして、ハチ北に回りました。北斜面からかどうか、ハチ北ではすごく気持ちよく滑れました。ハチにもどって、やはりうまく滑りません。これ以上滑っても練習にはならないと、3時にはゲレンデを後にしました。
 さて、次はいよいよ検定です。今日の練習が吉と出るか凶と出るか。また報告します。


またもや粉砕(2/23・ハチ高原)

 今日もいい天気です。私のことを「雨男」だという人がいるのですが、私が一人でスキーに行くときはいい天気。雨男返上です。このところスキー場がすいていると書いていたら、今日はそんなにすいていませんでした。相変わらず多い小・中学校の団体に、家族連れや泊まり客も加わります。リフト待ちは10分前後。でも数年前は15分待ちもざらでしたから、以前に比べれば、やはりすいているのでしょうか。
 今日は、検定です。SAJバッヂテスト1級に挑戦しました。赤倉のスクールで、そこそこカービングを習得したと思っていたのに、いざやってみるといろいろ注意されることばかりです。結果は全種目69点、一種目も合格点に達しませんでした。昨年に比べても、合計点で1点増えただけ。まだまだです。このまま、この年でスキーを続けて、何とかなるものでしょうかねぇ? といいながら、もう一度くらいは今シーズン中に受けてみたい気もするのでした。


雪祭り(3/3・ハチ高原)

 今日もいい天気です。このところ暖かい日が続いていましたが、寒の戻りで、夜の間に雪が降りました。でも夜の間に上がって、とてもいい天気です。これで3回連続いい天気。日焼け止めクリームを持って言っていたにもかかわらず、塗るのを忘れて、また真っ黒。学習能力のないおっさんです。でもこれで、私が雨男ではないことは完全に証明されました。

ハチ高原から眺めた氷ノ山

 今日は家族でスキーにやってきました。ハチ高原のキッズパーク(入場料¥500)には、そりを持ったまま、あるいはリフトに乗れない子どもでも上に登れる、動く歩道みたいのがあります。ということでハチ高原に向かったのですが、今日は雪祭りでした。無料でぜんざいを戴いたり、じゃんけんゲームをしたり(商品は当たらなかったようです)、景品付き餅まきを楽しんだり、小規模ながらそこそこ楽しめました。餅まきでは、鉢植えの花やお酒、缶ジュースなどがあたりました。そうそう、来シーズンの駐車場1回無料券も1枚当たりました。
 私は前回落ちた検定の種目の練習もしたかったのですが、どうもうまく滑れません。気持ちが乗らないのです。家族で来ているからでしょうか。数本は滑りましたが、滑るほどへたくそになっているようで・・・。天気がいいので、雪もゴソゴソですしね(滑りのヘタなのを雪のせいにするのは良くないですね)。
 ちなみにリフトの待ち時間は、中央トリプルで5分ほどでしょうか。3月ともなれば、雪質も悪くなるし、わざわざ寒いところにスキーに行かなくても行楽先はいろいろありますからね。でも家族でスキーに行くなら、3月以降がいいですよ。渋滞もシーズン真っ最中に比べると、全然ですから。レストランも余裕で座れますしね。


あと1週間(3/△・ハチ北高原)

 ハチ北の営業は、3月24日までだそうです。今日はその、約1週間前。いつもならハチ高原の大久保に車を止めるのですが、昨年ハチ北連絡リフトが止まっていたという苦い経験があるので、今日は直接ハチ北に乗り込みました。天気予報では、日本海を低気圧が通るために昼頃雨、所によっては雷を伴うとか。案の定関宮町に入ったあたりからポツポツ来ました。でも降ったり止んだりという感じでしょうか。ハチ北は、新聞では全面可のような感じに見えますが、北壁スカイロードもアルペンも閉鎖です。中央クワッドも所々地肌が見えています。北壁は滑走可ですが、きわどいところです。

 午前中、小雨を気にしながら滑っていたら、急に雪が降り出しました。この暖かい3月の今頃に雪を見るとは、思ってもいませんでした。頂上付近は雪、下の方は雨、その間はみぞれです。気温が高いですから、ウェアとかに付いたらすぐとけてしまいます。久しぶりにポンチョを着て滑りました。一度だけ北壁を滑りましたが、いびつなコブになっているので、疲れただけでした。ちなみにハチ北連絡リフトは、ちゃんと動いていました。
 昼前にロッジハチ北に入り、昼食を取りました。その時が雪はいちばんひどかったようです。風も強く、春の嵐(吹雪)といった風情です。
 雪がやんできたので、昼食を終えてゲレンデに出ていきました。なんと、雲の間から晴れ間がのぞきました。やはり私はもう、雨男ではなかったんです。午後1時40分くらいまでは、ポンチョも脱いで、ゴーグルも取って、気持ちよく滑りました。雲行きが怪しくなってきたので、とにかくもう一降りするまではと、もうただひたすら休みなく滑りました。また雨が降り出したので、林間コースも閉鎖のため、登行リフトで下りて帰路に就きました。

 3月の後半に3日は行けると思っていたのに、どうやら今日が滑り納めのようです。バッヂテストももう断念せざるを得ません。新聞を見ていると、信州や岐阜、福井はまだ雪がたくさんあります。今年はもう信州にはよう行きませんが、岐阜か福井に行けないかな、と思案しています。


滑り納め(4/◎・スキージャム勝山)

 やはり、ほとんど雪のないハチ北が滑り納めではおさまりません。誰も一緒に行ってくれないのなら、一人で福井まで行ってしまおう! ということで、スキージャム勝山に行ってきました。北兵庫へは、よく一人で行きますが、さすがに県外まで単独スキーにでかけたことはありません。言ってみれば初体験です。
 ということで朝5時に出発し、春日ICから舞鶴道、終点東舞鶴ICから国道27号線、敦賀ICからは北陸道を走り、福井北ICから国道416号線というコースで勝山に向かいました。行程は次の通りです。片道250km、時間にして約4時間です。舞鶴道は将来、敦賀JCTで北陸道とつながる予定です。福井北から勝山方面も、中部縦貫自動車道が予定されています。そうなれば通行料金は高くなりますが、スキージャムまで3時間弱で行けてしまうでしょうね。

時 刻
往 路 行 程
時 刻
復 路 行 程
5:00 黒田庄出発 13:30 スキージャム勝山発
5:25 春日IC 14:10 福井北IC
5:55 舞鶴東IC 14:55 敦賀IC
7:20 敦賀IC 16:35 舞鶴東IC
8:10 福井北IC 17:15 春日IC
8:50 スキージャム勝山着 17:45 黒田庄帰着

 さて前置きはこれくらいにして、今年は記録的な暖かさで、どこも桜が満開です。気温も20度近くまで上がります。スキー場は勝山市に入る前から、春霞の中、うっすらと見えています。雪があるのは遠目でもよくわかります。でもゲレンデ一番下の「バラエティサイト」はごらんの通り。スノーモービル用に雪の道が付けてあるだけで、スキーは滑走不可です。クワッドが一本だけ動いていて、下山もクワッドで下りてくることになります。

スキーセンター前のバラエティサイト

 それでも上に上がれば、ファンタジーサイトはまだ雪がたっぷりあります。午前中はまだ雪もしっかりついていて、気持ちよく滑れます。ここはそんなに斜度もないので、初心者でもOKです。ゲレンデの下の方はほとんど傾斜がなく、リフト乗り場までの移動がちょっと辛かったのですが、シーズンの最中なら苦にならないのでしょうか。

ファンタジーサイト

 連絡リフトを乗り継いで、イリュージョンサイトへ。残念ながら、一番右側のイリュージョンAコースが、地肌が出ているとのことで閉鎖されていました。上の方は充分行けるのですが、中程がだめのようです。このクワッドリフトに乗った人は、ファンタジーサイトへの迂回コースを下りるか、上級のイリュージョンBコースを下りるか、ストリームコースを下りるかということになります。イリュージョンBコースはコブコブで、それも相当エグレています。ストリームコースはそんなにコブにもなっていないので、中級者でもなんとか降りれるでしょう。雪質が悪く、ちょっと引っかかるので、そんなにスピードは出せません。

イリュージョンプラザ前より。右コースが閉鎖。

 イリュージョンクワッドBを下りたところから、白山が見えると立て札がしてあったので、写真を撮ってきました。向こうの方の山並みのどれかが白山です。わかる人にはわかるのでしょうね。山の名前が3つほど書いてありましたが、あとの2つは忘れました。今思えば、立て札もデジカメで撮っとけばよかったのですが。

白山連峰を望む

 今日は特に天気がよく、汗ばむほどです。Tシャツで滑っている人もいます。午後になると、雪の表面が解けてきます。圧雪状態でもなくシャーベットでもなく、雪質がワックスと合わないのか、なかなか滑りません。スケーティングで移動しようにも、止まってしまうのです。ここのスキー場は、コースとコースの連絡に斜度がほとんどないところが多く、疲れてしまいました。9時から11時までの2時間はよく滑りました。クワッドリフトは高速だし、コースが長いので、たった2時間ですが、小さなスキー場の3時間以上は滑っています。お客さんもほとんどいませんから、滑り放題です。昼食後は1時間滑っただけですが、雪質も悪くなってきたし、疲れてきたし、早く帰らないと行けないし、ということで、1時に下山を始め、帰路に就きました。

 これでもう思い残すことはありません。私の愛車のスキーキャリアとスタッドレスタイヤは、次の日には取り外されていました。今年の実績は過去最高の17日でした。また来シーズンを楽しみに、あと9ヶ月を過ごします。


バッヂテスト挑戦中

 今年の挑戦は、全種目69点で不合格でした。


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