白口鉱山跡(兵庫県朝来市) 

 作畑新田へ向かう途中から左折して、生野へ抜ける道があります。なぜかカーナビには道がありませんが、看板が出ているのでわかると思います。左折してすぐのところに、「史跡御口屋」の看板があります。昔はここに、番所が置かれていたようです。
 さらに車を進めると、急な峠があり、峠を越えてしばらく行くと、いきなり寂れた集落が出てきます。ここが白口です。昔は880軒の集落だったそうですが、今は全然そんな雰囲気は残っていません。今も住んでいる人がおられ、朝来市デマンドバスのバス停があります。朽ち果てた民家もちらほら。山の林の中には石垣があちこちにあって、かつては大きな集落であったことがうかがえます。
 道路から間歩が見えたので、中を撮ってみました。意外に新しいのか、レールの跡のようなものも見えました。生野鉱山が栄える前は、ここが中心だったそうです。

史跡「御口屋」看板(拡大)
バス停(拡大)
一部残っている古い街並み
朽ちた民家もあちこちに
道路から見える間歩の跡
間歩の内部


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