白山登山コース

(2000年頃のようすです)


 白山とは、上の写真のちょうど真ん中あたりに見える、たんこぶのような岩山のことです。荘厳寺の金堂(多宝塔)から見上げると、手が届くようなところに見えるので、すぐ登れそうな気がします。でもここから登るのは、大変危険です。非常に急な、岩がゴロゴロした道なき道ですので、それを覚悟の上なら頑張ってみてください。

 白山に登る場合、いくつかの登山コースが整備されています。いちばん有名なのが、前坂の大歳神社から登るコースです。あと岡の秋谷池コースや、門柳コースがあります。ここでは、黒田から登るコースを紹介します。 


白山登山コース
 
荘厳寺の下からお寺に入らずに、甲陽苑の上を通って、奥山に向かって、白山登山コースの始まりです。
 奥山池を過ぎて、山道を上がっていくと、やがて小屋が見えてきます。ここが地蔵さん。小屋の前の地蔵さんに手を合わせて、一休み。
 三叉路からちょっと横道にそれ、妙見さんへ。すごい山の上ですが、昔はここまで牛をつれてお参りしてたとか。前には大きな銀杏の木もあります。
 妙見山の頂上です。この近くの展望所からは、気象条件さえ良ければ、淡路島、瀬戸内海から、大阪の泉州の方まで見えます。
 登山コースに戻り、白山頂上へ。門柳の日時計の丘公園、西脇市、条件が良ければ淡路島や瀬戸内海を眺めることが出来ます。
白山頂上から黒田全景を眺める。
 帰りは、登ってきた道を引き返すか、そのまま登山コースを南進して前坂の大歳神社に下りるか・・・。前坂に向かう途中には、「狸穴(狸の水飲み場)」という洞穴があり、ここは一年中水がかれることがないそうです。見逃しやすいので注意してください。

毎年7月に行われる妙見さんの夏祭りは、こちらをどうぞ。

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